第25回 新唄大賞に 久米島出身家族ユニット

タイトル「第25回 新唄大賞に 久米島出身家族ユニット」

方言ニュース2014年3月10日(月)放送分
担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄民謡の発展と継承を目的に
ラジオ沖縄が毎年開催している
新唄大賞の第25回公開審査会が 昨夜
沖縄市の
ミュージックタウン音市場で行われ
久米島出身の家族ユニット
「なんくるさんしん」が披露した
「球(く)美(み)ぬ里(さとぅ)にめんそうれ」が
大賞を受賞しました。
今年は
30組の応募の中から
県外や県内離島出身者を含む
あわせて14組が本選に臨み、
 およそ300人の観客を前に
暮らしの中から生まれた
新唄(みーうた)を披露しました。
大賞受賞者のほかに
歌唱賞は、「島(しま)唄(うた)紀行(きこう)」を披露した
天(あめ)久光(くみつ)宏(ひろ)さん
作詞賞は、「我(わ)した島(しま)栄(さか)い」を歌い、
作詞した島袋(しまぶく) 整(せい)孝(こう)さん
作曲賞は、照屋 真奈美さんが歌った
「待ちかにてぃ」を作曲した宮城(みやぎ)武碩(たけひろ)さん
奨励賞は、仲村渠(なかんだかり) 恵さん「昔(んかし)世(ゆ)の(ぬ)情(なさき)」
大衆賞は、比嘉(ひが)行男(ゆきお)さんの「まよひ(まゆい)」
審査員特別賞は、
宮里 春子(はるこ)さんの「生き生きデイケア」
が受賞しました。

 

大賞を受賞した
「なんくるさんしん」のメンバー
くめしま小学校5年生の
吉田宣開(せんかい)くんは、
家族での大賞受賞に笑顔を見せ、
「これからは、国内だけではなく、
海外にも沖縄民謡を伝えていきたい」と
       今後の抱負を語りました。

大賞受賞者には
毎年9月にハワイ
カピオラニ公園で行われている
「ハワイ沖縄フェスティバル」への
出場権が与えられ、
副賞としてハワイ渡航券が贈られます。

(了)
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