糸満と奄美の小学生たちの交流会開催

2016年5月20日(金)放送分

今日の担当は、糸数昌和先生です。

琉球新報の記事から紹介します。

糸満市の兼城小学校と奄美市の名瀬小学校修学旅行生との交流会が
このほど、糸満青少年の家で開かれ、
「メンソーレ」「ウガミンショーラン」と、
子どもたちが地域の言葉であいさつを交わし、交流しました。

名瀬小学校の上村英樹教頭が
「従来のようにバスで観光地に行くだけでなく、
 歴史を持った地でゆっくり地元の子らと交流する機会を持ちたい」と考え、
沖永良部小時代の教え子の那覇市に住む山城尚之さん(33)歳に相談し、
山城さんの紹介で糸満市観光協会と糸満青少年の家の協力で交流会が企画され、

名瀬小学校からは6年生72人が参加し、
兼城小学校のバスケ部員25人が歓迎しました。

兼城小学校の男子生徒は
「糸満は海人(うみんちゅ)の町と呼ばれ、今も旧暦文化が残っている。
 ハーレーなど伝統行事が盛んでパッションフルーツも有名」
と糸満の魅力を紹介し、

名瀬小学校3人の男子生徒は
奄美の復帰運動の歴史などを説明して、
「奄美に来たら名瀬小に遊びに来てほしい」
と呼び掛けました。

また、児童らは奄美の伝統的な島唄「サンダマケマケ」と「六調」を
共に歌い踊り、風船と和紙で灯籠を作りました。

灯籠は年末の
「いとまんピースフルイルミネーション」で飾られる予定です。
 
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