DVD作品『戦前集落イメージムービー』の完成お披露目会

「DVD作品『戦前集落イメージムービー』の完成お披露目会」
方言ニュース4月28日(木)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
宜野湾市の字宜野湾郷友会はこのほど、宜野湾区公民館で郷友会が作成したDVD
「戦前集落イメージムービー」の完成お披露目会を開きました。
アメリカ軍普天間飛行場は「何もないところにできた」と字宜野湾戦前集落の存在を否定する発言などに対し、集落の存在を証明することなどが目的です。
戦前の家屋や文化を立体映像で紹介することで、集落の歴史や文化を次世代に継承する狙いもあり、DVDは会員や市内の公共機関に配布する予定です。
DVD郷友会が聞き取りなどを通して収集した情報を基にして作成したもので、現在の地図と1945年にアメリカ軍が撮影した航空写真と重ね、集落の位置が現在の普天間基地内にあることが分かります。
また、DVDの冒頭で字宜野湾の歴史や県内最大級の馬場があり、中部地区の農産物や海産物が集まる市場であることを紹介しており、立体映像では集落内の文化財や屋号が振られた住宅を確認することができます。
郷友会の宮城会長は「現在の普天間飛行場があることころに私たちの古里があったことを証明する映像だ。学生にも『何もなかった』と信じている人がいるが、そうでないことを知ってほしい」と語りました。
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