平安座島で旧3月3日の伝統行事

方言ニュース  
2016年4月11日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

旧暦3月3日に当たるおとといから
きょうまでの3日間、
豊漁や海の安全などを祈願する行事
「サングヮチャー」が、
うるま市与那城の
平安座島で行われています。

このうち、
中日(ナカヌヒー)となったきのうは、
海の安全と豊漁、島民の健康を祈願する
行事「トゥダヌイユー」と
「ナンザモーイ(ナンザ拝み)」が
行われました。

島の神聖な広場「ちょうの浜」で
神人らがタマン、和名・ハマフエフキを
ノロにささげる歌を歌い、
女性が銛(もり)でタマンを突き刺しました。

そして、
女性が銛で突いた「トゥダヌイユ」を
担いで踊ると、

現場に集まった住民や見物人らが一斉に
カメラのシャッターを押しました。

また、「ナンザモーイ」では、「大漁豊祝」の
旗頭を先頭に、島の中学生らが
手作りのタマンのみこしを担ぎ、

沖合およそ700メートル先の
岩の島ナンザまで行進し、
平安座自治会の松田会長らが浜に上がり、ニライカナイの方向に
大漁などを祈願しました。
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