ダイビング楽しむ外国人観光客増加

ダイビングショップ県内大手のシーサーが
受け入れている外国人観光客数が急増しています。

去年は2012年に比べて15・1倍の
1万1871人を受け入れたということで、
沖縄でのマリン体験を楽しむ観光スタイルが
外国人観光客の間にも浸透しています。

シーサーが去年受け入れた外国人客は、
香港が4577人と最も多く、
以下、中国、韓国、台湾と続き、
欧米からのダイビング客も1118人に上ります。

国内客を含めた全体の利用客に占める外国人客の割合は、
2012年は2・0%だったのが、
去年は20・7%にまで拡大しました。

年間の売り上げも、
去年の外国人客部門はおよそ1億600万円に上り、
この3年でおよそ10倍に膨らんでいます。

こうした状況への対応もあり、
シーサーでは従業員96人のうち、
外国人スタッフを8人採用しており、
出身地もマレーシアや台湾、香港、
中国、フィリピン、オーストラリアとさまざまで、
今後は、外国人社員の比率を
全社員の3割まで増やしていくということです。

シーサーでは、
「今後も外国人スタッフをはじめ、
多様な人材が活躍で霧環境の整備を推進する。
外国人観光客が安全・安心に沖縄の海を楽しめるよう、
受け入れ態勢を強化していきたい」としています。
再生