海底ケーブルによる本島から慶良間諸島への電力供給を開始する。

方言ニュース 
3月24日 放送分
今日の担当は 上地和夫さんです。

海底ケーブルによる本島から慶良間諸島への電力供給を開始する。

琉球新報の記事から紹介します

沖縄電力はこのほど、沖縄本島と渡嘉敷島の間に敷設した
海底ケーブル=ケラマ線1号による本島から慶良間諸島への電力供給を開始しました。
海底ケーブルは長さ30・8キロで本島―伊是名間の23・69キロを上回っており、
沖縄電力の中で最も長くなっており、送電電圧22キロボルト級のケーブルとしては
国内でも最長となります。沖縄電力では去年5月に敷設ルートの調査を始め、
12月19日から23日に豊見城市与根から渡嘉敷島の海底に専用船で
ケーブルを敷設しました。

そして、今月18日に与根変電所からの送電を開始し、電気は渡嘉敷島を経て座間味島や阿嘉島、慶留間島にも送られます。慶良間諸島ではこれまでディーゼル発電設備を備えた
渡嘉敷発電所で発電し、島々に供給していました。

しかし、石油を燃料とするディーゼル発電は石炭やLNG=液化天然ガスに比べて、
発電コストが高くつくことや災害時のバックアップの課題があることからケーブルを敷設して、本島系統と連携することで、コストや電力供給の安定化を図るということです。

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