ボランティアが児童の宿題見守る

2016年3月16日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

浦添市の宮城小学校は地域のボランティアが毎週金曜日に、
学校で児童の宿題を見守る
「放課後子ども宿題教室」を行っています。

校内のPTA研修室に続々と子どもたちが集まり、
多い時は100人近くが宿題を持ち寄って、
ボランティアが子どもの学びを促します。

ボランティアの一人の知念敏枝さん(71歳)は
「子どもたちの喜ぶ笑顔から元気がもらえる」と話しています。

ボランティアは8人おり、
このうち6人は仲西小中学校の同級生で、
気心の知れたシルバー世代です。

会社員や幼稚園教諭など、前の職業はさまざまですが、
仲西小学校でも同様の取り組みをしており、
互いに声を掛け合って2年前から
宮城小学校でもボランティアをするようになりました。

知念さんは
「ここでは教えるというより頑張っていることを褒めつつ、
会話を通して学ぶ喜びを大事にしている」と語り、
他のボランティアの男性も
「子や孫が宮城小にお世話になったので、恩返しの気持ち。
素直な子どもたちばかりで、
学ぶ姿勢を子どもの時からつくるのが大事だと思う」と話しています。
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