聖火を再び名護へ

2014年2月27日(木)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

1964年に東京オリンピックで、
聖火が日本で初めて宿泊した名護に
6年後の東京オリンピックでも
聖火が訪れることを願って、
当時聖火ランナーを務めた
名護市の宮里操(みさお)さん(71)歳の
古希を祝う手作りの駅伝大会が
このほど、市内で行われました。

今回の駅伝は宮里さんも所属する
ランニング愛好者の集まりの
「スリサーサー会」の仲間らが企画、
参加したもので、
聖火記念碑前からスタートし、
宮里さんとスリサーサー会、
家族らおよそ30人で、
伊差川の宮里さん宅までの26.4キロを
思いをつないで走りました。
羽地地域に入ってからは聖火に見立てた
ススキを持った宮里さんを先頭に、
みんな一緒になって
「聖火を再び嘉陽へ」などと書いた
横断幕を掲げながらゴールしました。
宮里さんと一緒に走った3人の孫は
「おじいちゃんはすごい」と口をそろえ、
東京オリンピックでの聖火リレー走者に
意欲を見せました。

旧久志村三原出身で、当時、
第1走者として、1.2キロを走ったという
宮里さんは
「当時と同じコースだけど坂道がきつかった。
 自分が走りたいけど、チャンスがあれば
 子や孫の誰かに走ってほしい」
と期待していました。
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