浦添出身ダンサーKikky 家族のためにも挑戦続ける

方言ニュース   
2016年2月1日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

浦添市出身のダンサーKikky(キッキィ)kこと
崎山清之(きよゆき) さん(38)歳が
東京を拠点に世界で活躍しています。

崎山さんは県立浦添高校3年のときに
全国高校総体の空手道の個人型で優勝しました。

その後、父親の会社が倒産し、
借金取りが毎日のように
取り立てに家に来る中、
家族が大学に進学させてくれたものの、
「そんな場合ではない」と、
自ら1年で退学し、働き始めました。

崎山さんは「頑張ってきたのに、何でこうなるのだろう」と
頭の中が疑問でいっぱいになり、
母親も毎日泣いていましたが、
「また日本一になるから待っていて」と
思わず言葉が出たということです。

そのような中、先輩に誘われダンスを始め、
「やるならてっぺんを取りたい」と
25歳で上京し、 
全国大会での優勝を皮切りに、
アメリカの歌手のビデオへの出演や、
国内のダンスチームに参加するなど、
活動の幅を海外にも広げました。
崎山さんのダンスはロボットのような
動きに緩急をつけるのが特徴で、
故郷を離れ、「沖縄の文化や芸能はすごい」
沖縄の誇りを持ち続けたい」
思うようになったということで、
「誰もやっていないことをやりたい」と
これからも挑戦し続けるつもりです。

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