那覇空港が国内線と国際線つなぐターミナルビル増設

2016年1月13日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報ニュースです。

那覇空港ビルディングはこのほど、
国内線旅客ターミナルビルと
国際線旅客ターミナルビルをつなぐターミナルビルを
増設すると発表しました。

ターミナルビルは4階建てで
延べ床面積はおよそ3万3千平方メートルで、
来年1月に着工し、2020年3月までの完成を目指します。

今回の増設で、国際線チェックインカウンターを
既存の20ブースから3倍の60ブースに増やすほか、
国内線の保安検査場や国際線チェックインカウンターを広げ、
搭乗待合室も拡充します。

搭乗口も2つ増え、
スムーズに乗り降りできるボーディングブリッジを2基新設し、
大型機1機、小型機1機の対応が可能となります。
商業施設も増やす考えです。

沖縄を訪れる観光客は右肩上がりで増加し続け、
那覇空港の2014年度の利用客数は1753万人で、
3年連続で過去最高を記録していますが、
一方で、空港の手狭さが指摘されてきました。

今回の増設により、国内線1800万人、
国際線350万人の年間2150万人の利用客を見込んでおり、
兼島社長は「特に国際線の観光客数がかなり伸びており、
何とかしてほしいという要望が寄せられていた。
拡張することで、お客さまの利便性が高まる」と話しています。
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