学生の県内就職志向強まる

方言ニュース2014年2月19日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

就職情報誌を発行するラジカル沖縄は
このほど、2015年の新規学卒者を対象にした
就職活動の意識調査を実施しました。

それによりますと、希望する就職先を
「県内」と答えた学生は全体の62・1%に上り、
県外就職に否定的な理由として
「金銭的負担」を挙げた学生が最も多く、
経済的理由で県内志向が強まっていることが分かりました。

一方、「県外」を希望した理由に
「視野を広げたい」を挙げたのは56人、
「高度な技術や知識を得たい」が25人、
「志望する職種が県外にある」が20人でした。

ラジカル沖縄の安富祖聡さんは
「経済的、精神的な負担や1人暮らしに
不安を感じる学生が多い一方、
『地元に貢献したい』と県内就職を
魅力的だと捉える学生もいる」と分析した上で、

「県外就職は親の理解が必要不可欠だ。
快く後押ししてほしい」と話していました。
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