宮古島 伊良部大橋にLED照明設置

2015年12月29日(火)放送分

担当は上地一夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

ことし1月に開通した伊良部大橋で、
夜間における利用者の安全確保を目的に
道路照明が設置されました。
環境対策などから全てに
LED=発光ダイオードが採用されたほか、
伊良部島側の海中道路部部分などは
ウミガメなど生態環境への配慮から、
照明が照らす部分を道路に限るように
設置場所や器具を工夫しました。

当初、照明を付けない案も検討されていましたが、
地元などの要請を受け、付けたということで、
県宮古土木事務所の小橋川所長は
「3540メートルにわたる照明は夜間通行のためのみならず、
新たな夜景スポットとして観光資源にもなると期待している」
と話しています。

ところで、伊良部大橋開通直後から
多くの観光客が伊良部島を訪れるようになり、
宮古島を訪れる観光客も大幅に増加したことから、
今年度の宮古島の観光客数目標の50万人達成に期待がかかる反面、
宮古島市伊良部商工会などの調査で生活必需品など
島民の島内消費が大幅に減り、市中心部に買い物客が流れる
「ストロー減少が」生じていることも分かっています。
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