うるま市が観光拠点整備事業説明会開催

2015年11月4日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報ニュースです。

うるま市都市計画部はこのほど、
市内で、勝連城跡周辺観光拠点整備事業の報告会を行い、
「ももと池エリア」「ももと花園エリア」「文化観光エリア」など
7エリア別の実施設計を説明しました。

2025年度までの事業実施を市民に説明したもので、
事業に係る費用は80億8800万円としています。

市都市計画課は、事業推進の理由として
「今後も伸びる沖縄観光と東海岸の開発の機会をつかむ」
「一括交付金が活用できるうちに大型事業を実施する」
「未来の市民に文化遺産を残す」の3点を挙げました。

参加者からは、
「観光客の目線に立った時、城下町のイメージを持っていたが、
ニュータウンのイメージに感じる。
その時代を感じさせるようなデザインにした方がいいんじゃないか」、

「造った後の維持費、観光収入の試算は出ているのか心配だ」など
多くの意見が上がりました。

市都市計画課は
「展示施設の内容は今後検討するので意見を踏まえたい」と 答えました。

一方、県内の経済研究機関は、
拠点整備事業により、駐車場や飲食店、土産品店などの施設ができ、
勝連城跡に年間およそ30万人が来場すると予測されることから、
およそ160億円の経済波及効果が見込めると発表しています。
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