方言ニュース
9月3日 放送分
今日の担当は伊狩典子さんです。
おんがく村のジュークボックス
琉球新報の記事から紹介します
沖縄市中央の音楽資料館「おんがく村」は、
50年以上前の懐かしい音楽再生機器のジュークボックスを展示しています。
ジュークボックスを展示しています。
ジュークボックスは、硬貨を入れて選択ボタンを押すと自動的に中のレコードがかかり、
好きな曲が聴ける音楽装置で、以前の市立博物館に寄贈されて壊れたまま、
放置されていた機器を引き取り、専門家に修理させました。
沖縄の民謡やオキナワンロックのレコードをセットしており、
来場者が自由に聴け低音が効いたレトロ感のある音が響きます。
1960年代から70年代にかけて、県内有数の繁華街を抱えたコザ市、
現在の沖縄市内飲食店の多くがジュークボックスを備えていたということで、
館長の備瀬善勝さんは
「県内のジュークボックスが増えて、一挙に沖縄民謡を聞く人が増えた。
60年代からの民謡ブームの立役者で、
沖縄の文化を支えてきたのがジュークボックスだ。」と話し、
スタッフの松本圭一郎さんは
「40代以上にとってジュークボックスは懐かしい存在だ。
一方でCDを扱う今の小中学生はレコードを知らない。
懐かしい体験、初めての体験を楽しんでもらいたい。」と来場を呼び掛けています。