辺野古大綱引きが開かれる

方言ニュース 

9月10日 放送分
今日の担当は伊狩典子さんです。

辺野古大綱引きが開かれる

琉球新報の記事から紹介します

名護市辺野古区の伝統行事「辺野古大綱引き」がこのほど、
辺野古グラウンドで開かれ、3年ぶりの開催に区の人口を超えるおよそ2500人が集まり、
大いに盛り上がりました。大綱引きは集落の児童生徒や、保育園児がみこしを担ぎ、
かわいらしく会場を練り歩くと保護者も笑顔で手を振り、区伝統の青年会エイサーは
演武の途中、大雨に降られましたが、
力強い太鼓の音を止める事なく、勇壮に踊りきりました。

たいまつを持った青年らが会場で輪を作って駆け回るテービーガーエーが始まると、
一気に盛り上がりを見せ、区民やアメリカ兵らが輪の中に駆け込み
舞い散る火の粉を手ぬぐいなどで払いながら「サーサーサー」と掛け声を上げました。
そして、参加者の気持ちを高ぶらせる法蝸貝や太鼓が鳴り響く中、
雄綱と雌綱にカヌチ棒が差し込まれ大綱引きが始まり、
一本目は東がじりじりと引き寄せ勝利し、
二本目は東西どちらも譲らず、引きわけとなり1勝1分けで東が勝利しました。

実行委員会の嘉陽区長は盛況に終わった綱引きを支えた関係者に感謝し、
「区を象徴する『勢』の文字のごとく今後も、区民一同で協力していきたい。」
とあいさつしました。

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