全島エイサー フィナーレ

2015年9月7日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

「エイサーのまち」沖縄市で開催される
県内最大級のエイサーイベント
「全島エイサー祭り」は昨日、
最終日を迎え、市内外から集まった
15団体が迫力ある演舞を見せました。

60回となる節目の年の大トリは、
地元沖縄市の園田青年会がつとめ、
結成56年の長い歴史を背負った
堂々とした演舞で会場を盛り上げました。

昨日は、断続的な大雨に見舞われる中、
演者らは水しぶきを上げながら、
力強く芝生を踏み、
豪快に太鼓を打ち鳴らしました。

全ての演舞が終了すると、
カチャーシーの「トーシンドーイ」が鳴り響き、
数千人を超える観客が
一斉に競技場になだれ込んで
思い思いに踊り、祭りの最後を彩りました。

南風原町から訪れた
田中翔子さん(28歳)は、
「見るのは2回目。
力強くとても格好良かった」と話し、

うるま市から訪れた
山城直和さん(33歳)は、
「大雨の中だったけど、
来てよかったと思えるパフォーマンスを
見ることが出来た」と笑顔で語りました。

会場には開催3日間で32万人が訪れ、
来場者は各地の伝統の踊りや
新たな曲や動きを取り入れた
創作エイサーに酔いしれました。
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