糸満市のヤギ6頭名護市勝山へ貸し付け

2015年8月4日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

ヤギ肉の増産に向けて農家に貸し付ける
ヤギの引き渡し式がこのほど、
名護市の勝山公民館前で行われ、
ヤギ生産の拡大という使命を背負い
糸満市から引っ越してきたヤギ6頭が
「勝山山羊生産組合」の仲里組合長に
引き渡されました。

ヤギの貸し付けは名護市が今年から実施する
優良山羊貸し付け事業の一環で行われているもので、
需要が高く供給が追い付いていない
ヤギ肉の増産に向けて、肉量の多い品種のヤギを
3年間市内の生産組合員の農家に貸し付けて繁殖させ、
生産量を増やしていきます。

勝山区は昔からヤギの飼育やヤギ肉の生産が盛んで、
区民の人口よりヤギの頭数が多く、
今年度は仲里組合長が6頭を預かり、
交配して生まれた子ヤギを
組合員に引き渡します。
式典で、稲嶺進市長は
「生まれた子ヤギを生産組合の皆さんに
 広げていってほしい。
 名護市がヤギの生産地として、
 いつまでもヤギが手に届くようにしたい」
と話し、受け取った仲里組合長は
「長年夢だったことが実現した。
 ことしが第1回。後にも続くように
 責任を持って事業を成功させたい」
と意気込んでいました。

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