認知症への理解を深め、チムグクルで対応を

2015年7月7日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

地域の人を対象に認知症への理解を深め、
認知症になったとしても
地域で見守って暮らせる意識づくりを目的に、
このほど、浦添市当山公民館で
「認知症をみんなで学ぼう!
 イン当山ふれあいサロン」
が開かれ、物忘れと認知症の違いや
予防方法について講話が行われたほか、
民生委員ら4人が即興劇で
認知症の人への対応について
事例が紹介されました。

劇は、ご飯を食べたばかりなのに
「ご飯はまだですか」と言ったり、
「誰かに財布を盗まれた」と発言したりする
おばあちゃんが主人公で、良い事例として
「ご飯が準備できるまで、
 折り紙を折るのを手伝ってね」
と声を掛けて気持ちを紛らわせたり、
財布を一緒に探してあげたりする方法が示され、
参加者らはユーモアあふれるアドリブに
笑いながらも、認知症の人への
対応方法を学びました。

当山自治会の神山会長は
「当山はチムグクルを感じられる
 地域とうたっているので、
 皆さん、地域の弱者に対して
 チムグクルを持って対応しましょう」
と呼び掛けました。

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