浦添商業野球部 ベンチ入りしないメンバーの引退試合

方言ニュース 
2015年7月6日(月)放送分

琉球新報の記事から紹介します。

浦添商業高校野球部は
夏の大会の県予選で
ベンチ入りしないメンバー29人の試合を、
このほど、
宜野湾市立野球場で実施しました。

試合を終えたメンバーらは
「今日を引退試合と位置付けるのではなく、
これからは応援に精を出したい」
などと話して、ベンチ入り選手を激励し、
監督から最後のノックを受けました。

また、父母は「試合に出る姿を見られてうれしい」
と目を潤ませていました。

新里哲平さんは試合を終え、
「小学生から続けた野球だが、
今日は最後の試合になった。
夏に引退しても野球人でありたい。
夏はメンバーをバックアップしたい」
と応援席に向かってあいさつしました。

一方、宮良(みやら)高雅(たかまさ)監督は試合終了後
「勝敗が常にある中で、選手たちと
過ごした3年間が頭をよぎった。
ベンチ入りが20人と決まっているのは酷だが、
今までにいろんなものが
形成されただろう」と話し掛けました。

今まで部員をサポートしてきた
内間安(あい)愛(と)君の母親の春野さんは
「息子の雄姿を見られてうれしかった。
野球部の経験で、
いろんな面で強くなったのではないか」
と話し、涙を拭っていました。

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