2015年6月16日(火)放送分
担当は伊狩典子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
「同級生にもう一度会いたい」
という2人の思いが実現しました。
多良間島の小学校の同級生だった、
いずれも那覇市内に住む
仲本キヨさん(100歳)と、
本村つる子さん(100歳)の2人で、
2人はこのほど、那覇市内で行われた
多良間郷友会でおよそ60年ぶりに再会しました。
本村さんが60年前に沖縄本島に移り住んでから
会う機会がなくなり、仲本さんも
16年前から沖縄本島で暮らしていましたが
会う機会に恵まれませんでした。
そんな2人を結び付けたのはある美容室で、
多良間出身の女性が経営する美容室に
本村さんが訪れ、同級生の話をしたのがきっかけでした。
本村さんから「仲本さんに会いたい」
と聞いた美容師が仲本さんの娘に連絡し、
2人は再会することになりました。
仲本さんは「たとえようもないくらいうれしい」
と話し、周囲は笑顔で包まれ、
本村さんも「きょうは会えて最高の気分」
と話し、互いの体をいたわり合いながら、
60年ぶりのおしゃべりに夢中でした。
本村さんの娘の平良百合子さん(73歳)も
「ますます若返ったみたい」
と喜んでいました。