「大好き沖縄」今年4月に創刊60号を発刊

2015年6月2日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

関東地方を中心に沖縄が好きな仲間たちの
手紙や投稿で作る会誌「大好き沖縄」が、
今年4月に創刊60号を発刊しました。
「大好き沖縄」は会誌を発刊する
「大好き沖縄の会」の
出口富美子(でぐちふみこ)会長らが、
当時、東京周辺が沖縄ブームだった
1997年に第1号を発刊したもので、
発刊は年3回で、最初のページには詩を掲載し、
60号は大宜味村の塩屋湾に浮かべたサバニに
家族の亡がらを乗せ、自然の中で死者を弔った
昔の風景をしたためた詩「サバニ」を掲載しました。

また、名護市辺野古の新基地建設をテーマにした
沖縄の地元2紙と全国の記事を比較し、
温度差を伝えるなど、時事問題を扱うこともあります。
2号から投稿を続けている東京都の
石坂悦子さん(65)歳は
「人類館という芝居に出演して以来、
 沖縄に興味を持っている。
 辺野古の基地反対に同じ思いを持ち、
 できることで沖縄と共にありたい」
と話しました。

会誌が還暦を迎えたことについて、
出口代表は
「たくさんの方々の支えがあって続けられた。
 沖縄には語り尽くせない魅力があるので、
 120号を目指して頑張りたい」
と抱負を語りました。

再生