浦添少年少女合唱団 設立から40年

方言ニュース 

2015年6月1日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

浦添少年少女合唱団が今月、
設立から40年を迎えます。

元小学校音楽教諭で
県少年少女合唱連盟理事の
鶴渕信子さんの指導の下、
小学校3年生から高校3年生までの25人が
毎週練習に励んでいます。

合唱団は浦添市内の5つの小学校で働く
音楽教師が
「子どもたちに文化的な
学びの場として合唱団を作ろう」と
話し合い、結成されました。

メンバーの中には、ソプラノ好きに
歌手や音楽教諭の道に進んだ卒業生もおり、
鶴渕さんとともに指導に当たる後継者も
卒業生の中から育っています。

合唱団は現在、今月14日に
浦添市てだこホールで開かれる
「レクイエム・プロジェクト沖縄2015」や
9月に長崎で行なわれる
被爆70年記念事業の
レクイエムコンサートを控え、
ドイツ語で歌う鎮魂歌に取り組んでいます。

団員の田里海織(みお)さん(15歳)は
「みんなで声を合わせることでできることがある。
声がそろうと気持ちがいい」と述べ、
「年齢の違う仲間との交流も楽しみの一つ」
と目を輝かせました。

鶴渕さんは
「子どもたちがいつ来ても
気軽に歌ってほっとできる場に
また次頑張ろうと思ってもらえるような場に
なってもらいたい」
と話し、指導にあたっています。
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