復興への願い込め、巨大こいのぼりを被災地へ

2015年5月5日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

東日本大震災で被災した
子どもたちを勇気づけようと、
南城市出身で糸満市に住む
仲村隆志さん(35)歳がこのほど、
南城市内の5つの中学校に生徒に
協力を呼びかけ、
長さ10メートル、幅1.5メートルの
巨大なこいのぼりに
被災地を励ますメッセージや
絵を集めました。

これは、子どもたちの成長と
被災地復興を願い、
全国からこいのぼりを集める
「大槌町復興へ!
 天高くプロジェクト」
の一環で、今回で4回目となります。
生徒らは言葉や絵、
手形など思い思いの表現で、
こいのぼりいっぱいに応援の気持ちを表し、
「被災から4年がたち、
 少しずつ忘れつつある。
 こいのぼりを送り続けることで、
 災害があったことを思い出すことができる。
 沖縄という遠い地からも応援している
 という気持ちを伝えたい」
と語り、
「被災者には希望を忘れず、
 前に進んでほしい」
とエールを送りました。

仲村さんは
「子どもたちがつながるきっかけにしたい」
と話し、
「復興が終わるころには、
 この交流が沖縄と被災地の
 懸け橋になってほしい」
と期待を込めていました。

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