粟国のマースヤー

タイトル「粟国のマースヤー」

方言ニュース2014年2月3日(月)放送分
担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

粟国村の旧暦大晦日の伝統行事「マースヤー」(塩売り)が、
先月30日から旧正月の31日にかけて村内の各集落で行われ、
県内外から多くの村出身者や観光客がつめ掛け、島伝統の旧暦の正月を祝いました。

マースヤーでは、日が落ちかける時間帯から、村内にある原や組と呼ばれる
11の小字ごとに、太鼓や三振の音に乗せて、各家々を練り歩き、旧暦の1年の締めくくりと新年の訪れを喜びながら、踊りや三線の音色は
日をまたいで夜遅くまで行われましたが、草戸原と呼ばれる地区では、子どもたちが色とりどりの衣装に身を包み、
無病息災や家内安全を祈願して、「かぎやで風節」や「めでたい節」を披露しました。
粟国村は、「マースヤー」で旧年の1年を締めくくり、新年三が日「畑お越し」まで、年始回りや船起こしなど、各小字ごとの伝統行事で
新年を寿ぐということです。

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