方言ニュース 2015年4月8日(水)
担当は上地和夫さんです。
琉球新報ニュースです。
夜10時には親が子どもの携帯電話を預かる運動を呼び掛ける
浦添市教育委員会はこのほど、
市内の小中学生を対象にした携帯電話・スマートフォン利用の
アンケート結果をまとめました。
それによりますと、携帯・スマホの保有率は
小学高学年で49%、
中学生では63%と半数の児童生徒が所持しており、
夜10時以降の使用は小学高学年が
17%なのに対し、中学生になると
半数以上の56%に上りました。
また、携帯電話やスマホで
インターネットを利用している児童生徒は、
小学生が39%で、中学生になると61%に増加する一方、
「家庭での使用ルールがあるか」の問いでは、
小学生の54%が「ある」と答えたのに対し、
中学生は「ある」の回答が41%に低下しました。
特に中学3年生は7割が家庭でのルールは「ない」と回答しており、
中学生になるに従い親の監視下を離れ、
自由に携帯を利用している傾向が浮き彫りになりました。
浦添市教委員会では
「携帯電話(スマホ)の利用は夜10時まで」など10カ条を策定し、
「サイバー犯罪防止チラシ」を配布しており、
「常時目に触れるところにチラシを貼ってもらうなど、
学校や家庭で読み直しを進めてほしい」
と話しています。