「こどもフードバンク」活動の輪 広がる

方言ニュース 

4月2日 放送分
今日の担当は伊狩典子さんです。

「こどもフードバンク」活動の輪 広がる

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄市で子供を多く抱えるひとり親や低所得者を対象に「食のサポート」を行うため、
去年10月に発足した「こどもフードバンク」の活動の輪が広がり始めています。

代表の砂川和美さん(49歳)が沖縄市では4人に1人が生活困窮により
給食費などの就学援助を受けているとの新聞報道を受け、
「おなかをすかせた子どもたちに食事を届けたい」と一念発起し、夫とともに
会を立ち上げたもので、市社会福祉協議会などから食料品の提供を受け、
要望がある家庭に夫婦2人で配り始めました。
現在は旧コザを中心におよそ10世帯に月に1度、米や缶詰の他、
お菓子やジュースも提供していますが活動は口コミで広がり。県内外から食料品や米券を寄付する協力者もでてきたということです。

面談や家庭訪問などを経てサポートを受けることができるということで、
和美さんは「1日1食、給食だけに頼る子どもたちもいる。
子どもを守ることができるのは地域の大人たちだ。できることから支えていきたい。」
と心に誓っています。

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