読谷の海岸にザトウクジラの死骸が漂着

方言ニュース  2015年3月11日(水)
担当は上地和夫さんです。

琉球新報ニュースです。

沖縄美ら島財団はおととい、
死んだザトウクジラの赤ちゃん=胎仔(たいし)が
読谷村の海岸に漂着したと発表しました。

財団によりますと、
胎仔の個体が漂着するのは県内で初めてで、
「日本で初めての可能性も考えられる」ということです。

胎仔は先月27日に、
読谷村の在沖米陸軍トリイステーションの
海岸に漂着していました。

米軍から連絡を受け、財団の職員が現場に向かった時には
すでに死んでおり、その場で解剖しました。

胎仔は体長3・6メートルのメスで、
生まれたばかりの個体の平均的な大きさより小さく、
筋肉や臓器が未発達な状態だったことから
死産だったと推定されます。
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