ヌーリ川の「ど根性桜」花を咲かせる

2015年3月3日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

根元に近い部分から折れ、
枯死したとみられていた桜の木が
色鮮やかなピンクの花を咲かせ、
地域の話題となっています。
うるま市の新赤野橋のたもとで折れた枝が
ヌーリ川の川面に接しながら、
咲き誇っているもので、
桜は、市ヌーリ川桜会が
生育を見守ってきました。

去年9月の台風で折れたとみられ、
この姿を見た児童が
「ど根性桜」と名付けるなど、
桜の力強さを見て
勇気づけられているということです。

ヌーリ川にはクイナやウナギなど
多彩な生き物が生息し、
近隣学校の総合学習の場にもなっており、
桜並木ではことしも
「ヌーリ川桜まつり」が開催されるなど、
名所になっています。

このほど開かれたヌーリ川桜まつりでは、
近隣学校の生徒たちが
桜を課題に詠んだ俳句も数多く寄せられ、
展示されました。

桜会の座間味会長は、
「木を引き上げれば、
 折れて枯れてしまう懸念もある。
 雨が降って水の流れに耐えられるかも心配だが、
 このままの姿でもいいから
 何とか生かして、来年も咲かせたい」
と話しています。

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