南部農林高校の屋宜君、3年間で11資格取得

方言ニュース2015年2月27日放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

南部農林高校環境創造科3年の屋宜将平(やぎ・しょうへい)君は
3年間で危険物取扱者乙種など11資格を取得し、
去年10月に県外企業へ就職を決めました。

担任の大城学教諭は
「ここまで多くの資格を持つ生徒はなかなかいない。
 努力家で周囲の模範となっている。
 即戦力の社会人として頑張ってほしい」
と期待を込めています。

屋宜君は1年生から土木関連の資格試験に挑戦し、
ガソリン、重油などの取り扱いに必要な危険物取扱乙種全6類を
3年間かけて取得したほか、
ガス溶接、アーク溶接、小型移動式クレーンやフォークリフト、
ローラー運転など、全部で11資格を持っています。

小さいころから重機の運転や操作に憧れ、
南部農林の緑地創造コースで造園を学び、
早朝や放課後を勉強時間にあて、
少しでも時間があれば参考書を開きました。

将来を見据えた努力が実り、4月から社会人としての一歩を踏み出すということで、
屋宜君は
「将来は沖縄に戻り、自分で会社を立ち上げたい」
との夢も描いており、
「現場に出るのが楽しみ。
 資格を生かして経験を積み、技術を高めていきたい」
と力を込めて話しています。

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