健康長寿復活へ、小中学生用の副読本を作成

方言ニュース 

2月26日 放送分
今日の担当は伊狩典子さんです。

健康長寿復活へ、小中学生用の副読本を作成

琉球新報の記事から紹介します

県は健康長寿復活への取り組みの一環として、
次世代の健康づくりのためにイラストを豊富に使った小中学生用の副読本を
作成しました。県内の20歳から64歳の死亡率が高く、特に20歳から肥満率が上昇する
傾向があるため、子どものことから健康的な食事や生活習慣を身に付けさせるのが狙いで、
食育編と生活習慣編、心の健康編の3冊が作成されました。

食育編の『くわっち~さびら』は小学校全学年、生活習慣編の『ちゃ~がんじゅ~』は
小学校高学年、心の健康編『こころのタネ』は中学生が対象です。
県内の肥満者の割合は20代男性で全国の21・2%に比べて、34%に上るなど、
各年代で男女とも全国を大幅に上回っていることから、食育編・生活習慣編はそれぞれ
肥満に焦点を当てて健康長寿が崩壊している現状を説明しています。

また、食育編には朝食の重要性や食生活の変化、島野菜のレシピなどを掲載しているほか、
生活習慣編では運動や睡眠の重要性、たばこや多量飲酒に害などを説明しており、
心の健康編ではストレス反応や、
ストレスとの付き合い方などを書き込みながら学ぶことができるということです。

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