日常生活に島くとぅばを 「東方うちなーぐちぬ会」結成

方言ニュース  
2015年2月16日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

日常生活にしまくとぅばを取り入れ、
多くの市民に普及していこうと、

南城市内の老人会やデイサービス施設、
子ども会などで講座を開催し、
活動を広げているグループが、
地域で話題になっています。

しまくとぅば駐在員として知られる
与那原警察署久手堅駐在所の
小渡錫幸さんを中心となって、
このほど、
「東方(あがりかた)うちなーぐちぬ会」を結成したもので、

初回の講座では、
小那覇舞天さんが作詞した
那覇ハーリー見物同行記、

先月の勉強会では
「泊阿(とぅまいあー)嘉(かー)」を読み上げ、
しまくとぅばを学びました。

また、「くとぅば」の語呂合わせで、
毎月18日には、
玉城中央公民館で勉強会を開きます。

回を重ねるごとに会員も増え、
地域の民生委員や保健師、主婦、
市議会議員など、30人の会員がいます。

小渡さんは「会場に入ったらできるだけ、
しまくとぅばを使うように会則も作った。
市内の児童たちに教えて、
沖縄の文化を広めていくことが
大きな目標」と
抱負を語っています。

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