伊江村立西小学校 元教諭が小学校にシーサーをプレゼント

方言ニュース   
2015年2月9日(月)放送分

担当は糸数昌和先生です。

琉球新報の記事から紹介します。
伊江村立西小学校の正面玄関に設置する
シーサー一対がこのほど完成し、
シーサーを制作した那覇市壺屋出身で、
現在は恩納村を拠点に活動する
陶器作家の二俣(ふたまた)勝之助さんが
学校を訪れ、作品を手渡しました。

シーサーは、児童らの健康と安全を祈念し、
およそ2年前に退職した元教諭で村民の
大城春代さんからの
寄付金で造られたものです。

大城さんは、教員生活31年間のうち、
18年間を伊江村内の小中学校で
教壇に立ち、
最初の赴任校である
西小学校を最後に去年3月に退職した際、
「お世話になった学校の子どもたちの
ために役立ててほしい」と
寄付したもので、

学校側は大城さんの長年の功績をたたえ、  
「大城春代先生退職記念」として、
シーサー制作を二俣さんに依頼しました。

大城さんはボランティアで
朝のあいさつ運動に参加し、
退職後の今も、
子どもたちを見守り続けており、
二俣さんは
「いつも大城先生が見守っているという
守り神として作った」と話し、

大城さんは
「ありがとうの気持ちでいっぱい。
一生、西小を見守っていきたい」
と語っていました。

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