日本一早い田植え 石垣市で始まる

方言ニュース  
2014年1月19日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

日本一早い「超早場米(ちょうはやばまい)」の田植えが
おととい午前、
石垣市新川(あらかわ)の
平(ひら)田原(たばる)で始まりました。

他の農家に先駆けて田植えを行ったのは
新川に住む仲(なか)新城(あらしろ)淳(じゅん)さん(78)歳で、

曇り空の肌寒い天気の中、
30アールの水田に田植え機で
コシヒカリを植え付けました。

仲新城さんは今年、
一期米として9ヘクタールの栽培を計画し、
2・5ヘクタールへの植え付けを
予定しているコシヒカリのほか、

はえぬきや、ひとめぼれ、
黄金(こがね)もちなど5種類を植える予定です。

さらに、仲新城さんは主力のコシヒカリで
半分を完全無農薬、
残り半分を90%の減農薬で栽培し、
付加価値を高めることにしています。

今年の苗は去年12月16日に種まきし、
寒さで成長が少し遅れていますが、
「出来はまあまあ」ということで、

仲新城さんは
「未(ひつじ)年の今年は豊作となることを期待している」
と話しています。

この日植えたコシヒカリは
ゴールデンウイーク明けの
5月10日から13日の
収穫を予定しています。
        

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