新春民謡合同弾き初め会 初開催

方言ニュース
2015年1月5日(月)放送分

第1回新春民謡合同弾き初め会が昨日、
宜野湾市の
沖縄コンベンションセンター会議棟で
行われました。

この会は、琉球民謡音楽協会会長の
大工(だいく)哲(てつ)弘(ひろ)さんらによって呼びかけられ、

この企画に賛同した9団体の民謡協会が参加しました。

協会会員、一般参加者を合わせ、
およそ800人が参加し、

会場に入りきらない人は
外にブルーシートを広げ、
爽やかな晴れ間が広がる中、
演奏を楽しみました。

幕開けは、新年を祝う、
「新玉(あらたま)の年に炭(たん)と昆布(くぶ)飾(かざ)て(てぃ)」の歌詞の

正月かぎやで風の合唱から始まり、
各地のおめでたい席には欠かせない
宮古地方のなりやまあやぐ、
八重山地方の鷲(ばすぃ)の(ぬ)鳥(とぅるぃ)なども
演奏されました。

共同呼びかけ人の大工哲弘さんは
「10年かけて、この会が実現した。
数ある民謡協会が一丸となって同じステージで演奏できて胸が震えた」
と語り、

西原町から一般参加した主婦の伊波(いは)里美(さとみ)さんは

「民謡が好きで、近所の公民館で民謡を習っている。
この会を計画してくれた方に感謝したい。
次回は、自前の三線を持ってきて、
一緒に弾いてみたい」と
意気込んでいました。

この会は、来年以降も実施される予定です。

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