県内酒気帯び運転摘発、全国比高

方言ニュース  2014年12月31日(水)
担当は上地和夫さんです。

ことし1月から10月末にかけて、
県警に酒気帯び運転で摘発された人のうち、
基準値の呼気1リットル中0・15ミリグラム対し、
およそ8割が逮捕時に
それを大きく上回る0・25ミリグラム以上の
アルコールが検知されていたことが
わかりました。

これは県警のまとめによるもので、
沖縄を除く全国平均はおよそ6割であることから、
全国と比べ、沖縄県民が多量に
飲酒した上で、車を運転している実態が
明らかになりました。

また、県警によりますと、先月末までに
発生した交通死亡事故のうち、
飲酒がらみの事故は全国平均のおよそ4倍で、
人身事故についても全国平均のおよそ2・4倍に上り、
このままのペースで推移すれば、
人身事故は25年連続、
死亡事故は2年連続で全国ワーストに
なる可能性が非常に高いということです。

県警交通部の與儀管理官は
「飲酒運転は絶対にだめだ。
飲酒運転は本人だけではなく、
家族やその周りも全て不幸にする。

また、多量に飲酒すると翌日も体内にアルコールが残り、
結果、二日酔い運転になる」と警鐘を鳴らしました。
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