恩納村仲泊で4年に1度の豊年祭「女あしび」開催

方言ニュース  
2014年10月13日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事からお伝えします。

恩納村仲泊(なかどまり)でこのほど、
演舞全てを区の女性だけで行なう
豊年祭「女(いなぐ)あしび」が開かれ、
女性たちが多彩に演じる踊りや歌劇に、
多くの観客たちが集まり、
秋の夜長を楽しんでいました。

女あしびは、
4年に1度開かれる区の伝統の行事で、
3日間のウスデーク最終日に合わせて行われます。

ウスデークでは、
およそ40人の熟年・高齢の女性たちが
紺地の着物をまとい、
赤い鉢巻を頭に巻いて、
扇子や四つ竹を手に輪になって踊り、
歴史ある踊りに大きな拍手が送られました。

また、舞台では、男性役を
りりしく舞い上げた「下り口説(くだいくどぅち)」や
仲泊独特の歌劇「カンカンパチパチ」など、
15演目が披露され、
「かぎやで風」や「まみどーま」などでは
小中学生も参加しました。

恩納村の伝統行事に詳しい
大城英喜(ひでき)さん(77歳)は
「ウスデークの歌詞は恩納ナビーの作品を
はじめ琉歌でつづられており、昔は12番あったが、今は11番まで歌っている」と話し、

金城婦人会長は
「仲泊は伝統のある地区。誇りを持ってほしい」と話していました。

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