方言ニュース2014年9月12日放送分
担当は糸数昌和さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
名護市古我知区の子ども達が作成した壁画がこのほど完成し、
公民館そばにある白い倉庫をキャンパスにした壁画には、
青い空に大きな太陽、
子ども達の手形を葉っぱに見立てたシンボルのガジュマルが
伸び伸びと描かれています。
考案した宮城区長は、
倉庫内の掃除を終えたときに
ふと目に入った白いスペースに絵を描かせたいと思ったということで、
「ふつうは壁に絵を描いたら怒られてしまう。
でも、夏休みという特別な期間だけは非日常を味あわせたかった」
と話しました。
作成期間は先月20日から5日間で、
下書きから色塗りまで区内のおよそ20人の子ども達が手掛け、
ペンキは区内の業者が提供しました。
空を飛ぶアカショウビンを描いた
小学5年の女の子は
「古我知でも時々飛んでいる。
何も見ないで描くことができた。」
と話し、
ガジュマルの木にしがみつくヘラクレスオオカブトを描いた
小学2年の男の子は
「ヘラクレスは洋服みたいな模様がかっこよくて好き。
えんぴつでは上手くいったけど色塗りは難しかった。」
と振り返っていました。