「すまむに」を次の世代へ

2022年7月6日(水)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

石垣市文化協会は八重山方言を自由に発表する
「すまむにを話す大会」を今月30日に
市民会館で開催します。

世代を超えて八重山の言葉に対する
関心と理解を深め、
次世代へ継承することなどが目的で、
上位者は、冬に予定されている
県のしまくとぅば語やびら大会への
出場資格が得られます。

協会では大会参加者を募集中で、
出場申し込みは15日までとなっています。
参加は無料で、参加者は5分の持ち時間内に、
石垣島や与那国島の方言など八重山地方の
すまむにで発表します。
テーマは自由で原稿を読み上げての発表も可能です。
幼児から大人まで、団体参加も認め、
八重山郡以外からの参加も受け付けます。

黒島健すまむに部会長は
このほど市内で行った記者会見で、
「言葉を忘れたら生まれ島を忘れ、
生まれ島を忘れたら親までも忘れる」
という意味のすまむにで
「むにばすきかー、すまばすきん。
すまばすきかー、うやばすきん」
と語り、言葉を残していく重要性を訴えました。

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