ハブに注意

2022年4月20日(水)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

気温の上昇でハブの活動が
活発化する季節を前に、
県は5月1日から6月30日、
ハブ咬症注意報を発令します。

県衛生薬務課は、
ハブの隠れ家となる草むらの草刈り、
餌となるネズミの駆除など生息しにくい
環境をつくること、田畑や山野、
草地に立ち入る時、
夜に道を歩く時に注意するなどの
対策を呼び掛けています。

ハブ咬症被害は
去年1年間に49件発生しました。
冬眠しないため一年を通し発生していますが、
農作業や行楽などで野外に出る機会が増える
5月から6月と9月から11月に
被害が増える傾向にあります。

県の担当者は
「12年の92件と比べると半減しているが、
ハブが猛毒を有することに変わりはない」
と指摘し
「この10年、亡くなった人はいないが
後遺症に悩む人は多い」
と注意を呼び掛けました。

ハブを見掛けた場合は1・5メートル以上離れ、
市町村に連絡するか、緊急時は
110番通報するよう呼び掛けています。

また、かまれた場合は自分で動かずに
119番に通報するか、一緒にいる人に
車でハブ抗毒素を常備する
29カ所の医療機関に
運んでもらうよう呼び掛けています。

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