多良間島はベニバナの最盛期

2022年4月14日(木)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

多良間村の村花「タラマバナ」=ベニバナが
収穫の最盛期を迎えています。
鮮やかに咲いた黄色やオレンジ、紅色の花を
生産農家らが丁寧に摘み取っています。

多良間島では500年前からタラマバナが
栽培されていたとされ、
かつては琉球王府への貢納品でしたが、
保存会がタラマバナを村内各地で栽培しています。

葉や茎には鋭いとげがあり、
日光が当たることでとげが固くなることから、
収穫は早朝や曇り空の日に行います。
収穫した花弁は天日干しされた後、
島の特産品「たらま花茶」や
染料の「紅餅」に加工します。
紅餅は何度も水洗いした花弁を数日間発行させ、
きねで突いて団子状にして
天日で乾燥させて作ります。

農家の佐久本洋子さんは
「収穫は今が最盛期。
とげがあるので収穫作業は大変だけど
頑張って収穫する。タラマバナを使った
特産品開発にもっと取り組みたい」と語りました。

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