恩納村の小中学校で琉歌教室が開かれる

方言ニュース

7月17日 放送分
今日の担当は
伊狩典子さんです。

恩納村の小中学校で
琉歌教室が開かれる

琉球新報の記事から
紹介します。

恩納村の恩納小中学校で
このほど琉歌教室が開かれ、
児童らはことしの琉歌大賞の
テーマ【笑い】について
思い付くことを挙げて、
琉歌作りに取り組みました。

今年で、16年目を迎えた琉歌教室は村内の小中学校で琉歌を教えてきた大城和子さんを
講師に招き行われたもので、
上句が8、8で
下句が8、6であることや、
上句が情景や現象、
下句が自分の思いを
書くことなど、生徒らは
琉歌の基礎から学びました。

また、今回は新たに村商工会が制作した漫画教本
【ナビーの琉歌教室】
も活用しましたが、
この漫画は村商工会が
今回初めて作成したもので、
村のゆるキャラ
恩納ナビーちゃんを
主人公に、琉歌の基礎を
イラストで紹介しています。

大城さんは
『いい歌は感情をつづるために下の句に力を入れて』と強調し、
琉歌を学んだ
小学5年生の女子生徒は
『実際に作るのが難しかったが、勉強になった。
漫画もあって
わかりやすかった。』
と話していました。

大城さんは
『琉歌の里にふさわしい人づくりをしたくて実施している。
漫画を参考にして
日常生活の中で琉歌作りを
してほしい』と話していました。

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