後部座席シートベルトの着用、沖縄は最低の20%

2022年3月7日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

警察庁とJAF=日本自動車連盟が
去年10月から12月にかけて
全国各地でシートベルトの着用率を調べた結果、
一般道路で後部座席は42.9%だったことが
このほど、分かりました。

前の年に比べて2.6ポイント増えており、
運転席や助手席の着用率が9割を超えて
安定する中、後部座席は年々、
わずかながら増えています。

おととし、初めて40%を超えましたが、
警察庁の担当者は
「依然低い状況。命を守るため着用を徹底してほしい」
と話しました。

調査結果によりますと、
一般道での着用率は運転席が99.1%、
助手席が96.7%でした。
高速道や自動車専用道では、
運転席が99.6%、助手席が98.9%で、
後部座席は前の年の同じ時期に比べて
0.1ポイント減の75.7%でした。

一方、一般道での後部座席着用率を
都道府県別で見てみますと、
最も低いのは沖縄の20.1%で、
最も高かったのは
群馬の65.7%となりました。

調査は去年10月18日から12月3日にかけて、
一般道781カ所、高速道や自動車専用道は
合わせて105カ所で実施されました。

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