故郷の味忘れない

2022年2月25日(金)放送分

担当は林京子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

今年3月に高校進学のため
島を離れる生徒たちに、
ふるさとの味に愛着を持って受験に向けて
励んでもらおうと、
このほど、伊江中学校の3年生31人や
教職員らに、給食で伊江島牛の
サイコロステーキが振る舞われました。

地産地消による「島の産業ふれあいプロジェクト」
として「肉の日」の2月9日に合わせて
毎年開催されているもので、
今回で7回を数えます。

プロジェクトには、沖縄本島中南部在住の
村出身者らで構成する伊江島会から
毎回10万円が寄せられています。

また、村教育委員会や
JAおきなわ伊江支店が協力し、
伊江島牛のもも肉8キロが準備され、
肉に添えられるニンジンやジャガイモは、
村内で収穫されたものを調理しました。

お腹を空かせた生徒たちは、
普段口にできない最高A5ランクの肉を頬張り、
「うまい!柔らかくておいしい」
と堪能し、笑顔が広がりました。

生徒を代表して島袋天晴さんは
「今まで食べた肉の中で一番おいしかった。
伊江島牛をいただいたことに感謝し、
残り少ない島での生活を楽しみ、
全員合格できるよう頑張りたい」
と感想を述べました。

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