子どもの虫歯大幅改善

2022年1月26日(水)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

浦添市では、虫歯のある子どもの割合が
2015年度の31.8%から
18.1%に大幅に改善しました。

子どもの虫歯予防を目的に15年度から
市独自の事業として2歳児歯科検診に
取り組んでいることによるもので、
子どもの虫歯ゼロに向け、
歯科検診受診や保護者による
「仕上げ磨き」の徹底などを呼び掛けています。
事業は、市内30カ所の歯科医療機関で
無料で受診できるという内容です。

虫歯のある子どもたちが減った要因について
市子ども家庭課は、検診を通じて
仕上げ磨きをする保護者やかかりつけ歯科医を
持つ子どもの割合が増えたことなどを
挙げました。

子どもの歯科検診は1歳児と
3歳児については法で定められていますが、
浦添市では、1歳6カ月、3歳児検診の際に
歯科検診も同時に行い、
虫歯予防効果の高いフッ素塗布や
仕上げ磨きの方法、虫歯予防のための
生活習慣などについて指導します。
2歳児検診の意義について松本哲治市長は
「子どもが虫歯になって受診するケースが多いが、
本来はかかりつけ医に定期的に
診てもらうのが理想。
歯科検診の狭間にある2歳児が
歯科検診を受診することで、
保護者の意識を高めることにもつながる」
と語りました。

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