ホエールウォッチングツアー始まる

2021年1月10日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

毎年12月末から4月にかけて、
慶良間海域を繁殖活動のために訪れるザトウクジラ。
今年もホエールウォッチングの季節となり、
座間味村と渡嘉敷村で
相次いでクジラが確認され、
島ではクジラの歓迎ムードが広がっています。

このうち、座間味村ホエールウォッチング協会では、
今シーズン初のホエールウォッチングツアーを
先月28日に開催しました。

初確認情報は19日で、
その後も確認情報が入っていました。
座間味村外地島南のおよそ3キロの海域で、
昨シーズンに生まれた親子に
エスコートと呼ばれるオスを合わせた
3頭のザトウクジラが、
10分から20分間隔で呼吸のために浮上し、
のんびりと泳いでいる様子を
観察することができました。

撮影した船長の宮城清さんは
「毎年このように無事に帰って来てうれしい。
軽石が少し心配だが、安心して慶良間の海で
子育てしてほしい」
と語りました。

協会では4月5日まで
ホエールウォッチングツアーを開催する予定で、
事務局員は
「幸先の良いスタートとなった」
と喜びました。

ツアーに参加した石川県の20代の男性は
「行ってすぐ、子クジラと大人2頭が見られて良かった。
また2月に来られたらうれしい」
と話しました。

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