好きな酒は『ビール』が第1位

2022年1月6日(木)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

琉球新報が去年行った県民意識調査の
生活意識に関する項目で、
最も好きなお酒を聞いたところ、
「ビール」と答えた人が
28.1%で1位となりました。

2位は11.8%の「泡盛」ですが、
16年調査から泡盛と答えた人は
半分近くに激減しました。

若年層や女性に絞れば支持はさらに下がり、
うちなーぐちで「サキ」と呼ばれ、
お酒の代名詞的存在だった泡盛の地位は
揺らいでいます。

泡盛は前回まで20%から24%の
支持を集めてきましたが、
今回調査で一転し、
男性から22.5%の支持があるものの、
女性は3.3%にとどまっています。

年代別では50代以下で10%を割り込み、
20代では4.0%と、
若年層の支持は先細りの傾向にあります。

泡盛が敬遠される背景にはアルコール度数の
強さや独特の臭いなどが挙げられ、
泡盛もカクテルにするなど
若者向けを意識した飲み方が提案されていますが、
関係者は「浸透していない」と断言し、
女性や若者をターゲットにした企画に
注力する必要性を示しました。

600年の歴史があるとされ、
県内に多くの酒造所がある泡盛。
新時代のウチナーンチュに
どう受け入れられるか、
関係者の模索が続きます。

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