ゴルフの人気が上昇

2021年11月17日(水)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

新型コロナウイルスの世界的な流行が長引く中、
「密」を避けられる交流の形として、
県内でゴルフの需要が伸びています。

りゅうぎん総合研究所の調査によりますと、
県内主要ゴルフ場の入場者数は
コロナ前を上回っており、
緊急事態宣言中の今年8月は
おととしの同じ月に比べて2.9%増加し、
9月は18.3%増で推移しています。
観光を兼ねた県外客が減り、若い人を中心に
県内客が増加傾向ということです。

一方、売上高でみると8月は17.5%減、
9月は4.5%減となっており、
沖縄への観光客が減少していることに伴う
集客のため、料金値下げなどで
客単価が下がっている傾向があります。
各ゴルフ場の県民向け優待プランなどが
入場者数増加につながっているということです。

このうち八重瀬町の那覇ゴルフ倶楽部は、
外出自粛が緩和された去年10月ごろから、
初心者向けのショートコース利用者が増え、
入場客数はコロナ前の4割増となっています。
主に30代から40代が増え、
メンバーの紹介であれば利用料を
半額程度にするなど大幅値下げを
実施したことも利用者増加につながりました。

倶楽部の支配人は
「飲み会など夜の付き合いがほぼできない中、
ゴルフでの親交が増えたのではないか」
と話しました。

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