浦添市西海岸のリーフチェック

2021年11月4日(木)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

アメリカ軍那覇港湾施設、
那覇軍港の浦添移設で埋め立てられる
可能性が高い浦添市西海岸に潜水し、
生物層を調べるリーフチェックが
このほど実施され、
生きたサンゴが海底を覆う被度、
面積の割合は65%に達し
「極めて健全なサンゴ礁が残っている」
と評価されました。

日本自然保護協会が実施したもので、
西海岸の沖合400メートルほどのイノーで、
幅5メートル、長さ80メートルの範囲で
6人の調査員が潜水し、
調査対象種の種類や数を調べました。

その結果、ミドリイシ、ハマサンゴ、キクメイシ、
ソフトコーラルなどのサンゴのほか、
シャコガイや何種類ものチョウチョウウオも
確認されました。

調査した保護協会の安部真理子主任は
「生物の種類も数も多い。
稚魚も多く次世代を育む『ゆりかご』として 
機能している」
と話し、
「市街地のそばでこんなに上等なサンゴ礁が残っている。
県はSDGsを進めるなら、この海を残すべきだ」
と力を込めていました。

再生