選挙戦で感染リスク高まる

2021年10月28日(木)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

今月31日に投開票される衆議院議員選挙が
盛り上がりを見せるにつれ、
選挙戦を通じた新型コロナウイルスの
感染拡大が懸念されています。

県内選挙では集会に多くの人を集め、
支持を訴える手法が一般的で、
過去の選挙でも選対関係者の感染や
クラスター、感染者集団が確認されており、
医療関係者からも警戒の声が上がっています。

県内選挙では8月の与那国町長選挙で
クラスターが発生し、
1月の宮古島市長選挙でも選挙関係者の
感染が複数確認されるなど、
選挙が絡む感染事例が続いており、
ある関係者は
「地域性の高い選挙は、
事務所が交流の場になる傾向がある」
と警戒感を示します。

県関係者は、マスクの着用や
事務所内の換気といった基本的な事項のほか、
電話作戦などで使う電話機などの
共用物の消毒徹底、
大声で支援を呼び掛けることが多い
選挙カー内での3密回避などの対策の
必要性を示し、県医師会は
「選挙事務所への酒の持ち込み禁止や、
事務所に入る人数を制限するなど、
対策を徹底してほしい」
と訴えました。

ある選対の関係者は、事務所の換気や消毒、
机に仕切りを設置し、作業に当たる人たちが
向き合わないようにするなど
「対策を徹底している」
と強調しました。

再生