県内の地価上昇率が縮小

2021年9月23日(木)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県はおととい、今年7月1日時点の
県内地価調査結果を発表しました。
全用途の平均変動率は前の年に比べて
プラス1・5%で、8年連続で上昇しましたが、
新型コロナウイルス感染症の影響による
需要の低迷や引き合いの弱まりによって、
上昇率は去年の調査に比べて
3.2ポイント縮小しました。

県内は3年連続で全国最大の上昇率を
記録していましたが、
福岡県のプラス1.9%に
次いで全国2位となりました。

用途別では、住宅地の上昇率が6年連続で
全国一のプラス1.6%、
商業地の上昇率が全国5位のプラス0.7%で、
ともに上昇を維持したものの、
去年の上昇率と比べた縮小幅は
全国で最も大きくなりました。

一方、工業地は7年連続で
全国一のプラス12.1%で、
去年の調査から
さらに0.5ポイント拡大しました。
電子商取引需要の拡大や県内で確保できる
工業用地が少ないことなどから、
高い上昇率を維持しています。

最高価格地点は、住宅地が5年連続で
那覇市天久2丁目で、
1平方メートル当たり33万円です。
商業地が31年連続で那覇市松山1丁目で、
1平方メートル当たり125万円でした。

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